Siro課長について

基礎情報

上場企業で働くサラリーマンです。今は課長ですがいつまで続くかわかりません。就職後、長らく典型的な平均的ヒラ社員として仕事をしてきましたが、今の会社にしがみつくリーマンマインドの怖さを感じ、少しずつ学んでチャレンジする日々に変わりつつあります。

経歴

・高校を卒業をするも浪人。一年多く勉強して大学に進学
・学生時代は株屋として活躍
・社会人デビューは1年目こそ華々しかったが、スピードの出ない仕事ぶりで評価がさがる
・自信を無くし、会社の外に楽しみを見出し自分をごまかして生きる日々を過ごす
・一念発起して社内起業にチャレンジ。会社員としての生き方を見直す
・課長として勤務中

趣味

・散歩とコーヒーと豆を煮ること

・Apple信者かもしれない

過酷な労働の先にみる淡い希望の光は 無残で過酷

自分は幼い頃から比較的、真面目で物分かりの良い子供だったとおもいます。真面目にしてれば生きていけると思っている節がありました。

学校に行って成績をとれば中学校や高校に進むことができて、もっと頑張れば大学に入れて、他の学生より面白い体験を語れるようになれば就職もできる。
就職後も頑張って働いていれば、いずれは出世して、高い給料をもらい、家族と幸せな日々を送りながら悠々自適な老後をすごせると。

恥ずかしながら本当にそういうものかと思っていました。本当にバカだったと思います。

藤原和博さんはよく正解主義という言葉を使いますが、まさにこの正解主義に完全にのまれてしまっていました。

自分なりに自分の人生を選んできたとおもっていましたが、それは何のリスクも取らず、ほんとうにただそこにある選択肢を選んでいただけで、何一つ自分で自分の人生を切り開いてこなかったようです、、、

「こうすればいったん正解でしょ」っていう「道」があるように見えていました

でもそれは違った

「正解とされているやり方をすれば、それっぽい人生になるかもしれません※」※ご注意:誰も何の責任も負いません、あなたの選択ですし、その結果が面白くなろうがつまらなくなろうがそれもあなたの責任です

ということでした。

つまりは、地位も給与も安定も、当然生きがいを感じられる楽しい人生が送れるかなんて、なにも保証はない。

当たり前なのですが、心からわかっていなかった。

でも大卒でしょ?比較的大きな会社にいるからまぁましじゃない?とおもっていました、、、

大学やそれ以上の学歴をもって高い年収を稼ぐ大企業に入っても、成長の止まったこの国で、税金や社会保障の負担増で実質的賃金は減っていく。

そして貴重な時間を切り売りし、大したリスクもとらず「いくらでも代わりのいる仕事」をこなしているうちに、知識や経験の積み上げが「ぬるい」ものに終わり、個人としての価値の高まりがないまま、50,60代を迎えて、退職する。

そして「ただの枯れたおじさん」として世の中に放り出される。

一方で、中卒だろうがなんだろうが、自らの力で稼いで、オリジナルの経験・知識を積み上げた人間、誰かが作った道ではなく、自分で道を切り開いた人間は
そのプロセスの中で、スキルや経験・そして人脈を積み上げている。それによりリスクを下げてより高い挑戦が可能になり、経験がさらに積み重なり人生の深みが増していく。

この圧倒的な「生き様の違い」

ただし、会社で役員になるような人や、目の前の仕事に相当なコミットメント意識で臨みつづけているような「本気の会社員」はかなり後者に近い生き方をしているとは感じます。

もしも就職したての自分がそこにいるなら伝えたい。

「あんたがいなくても代わりはいくらでもいる」のが会社の健全な姿であり、それ以上でもそれ以下でもない。最後に安値でほうり出されることが分かっているのにいいんですか、そんなのんびりと仕事に向き合ってて。

もう後ろを振り返ってもしょうがない

だから、前を向いて 頑張って生きていきたいと思う

人それぞれのスタート地点に立ってからがスタート

その新しいスタートに何か役に立てる情報を発信していくブログです。