まずはこの明細を見ていただきたい。4日前に届いた実際の明細です。
目次
格安SIMに変えない理由は、3キャリアの安心感?
まず、sotfbank,au,Docomoに長きに渡り支配されてきた我々にとって、このキャリアから離れること自体メインストリームから外れる怖さがある。 とりあえずこの3つのどこかに入って入れば安心。みんなが入っているから。 でも、その安心感。本当に安心感だけなら払う価値ありますか?実態のない安心感ではないですか。 その5千円医療保険に回したほうがいいかもしれません。医療保険なら5千円高く払うと相当内容がアップグレードできたりします。 それこそ本当の安心感ではないでしょうか。
長期契約者だから自分は安くしてもらっていると感じている?
年割、長期割、家族割、長くみんなで使ってもらえれば、安くなりますよーって。その安くなった?携帯代に一人5千円〜1万円も出していたりします。 確かに安くなっているのかもしれませんが、だとすれば、安くする前の値段が高すぎます。 せっかく10年も使って長期割になってるんだから手放したくない? 確かに、僕が携帯会社の担当者だったら、10年以上の契約者だけ相当額の割引とか提案したくなりますが、 まぁ結果値下げ競争に巻き込まれる入り口に立つことになるのでこの3つの会社が決断するとは思えません。それにその額が今の格安SIMを上回る魅力的なものになるとは思えません。
事実、大手3キャリアは通信サービス以外の領域での収益化を急ごうとしています。 いろんなサービスを立ち上げては会員を囲い込もうとしています。
でも、そういうサービス「入りたいと思ったことありますか?」
この6ヶ月間の料金推移と増加要因
私が使っているのはUQmobileのSIMだけ契約する「データ高速+音声通話プラン」1680円/月 のもので 月のデータ容量は3GB.通話料金は20円/30秒で無料通話はないプランになります。
7月 ¥4,062 初期手数料などで上振れ
8月 ¥2,097
9月 ¥2,097
10月 ¥2,810
11月 ¥4,927 通話に加えて、2回データチャージを実施
12月 ¥3,717 通話を複数回利用
1月 ¥3,393 通話を複数回利用
2月 ¥1,988
使って見てわかったのは、ガンガン使うとそれなりに料金は上がる
11月の数字を見ていただければわかるのですが、通話も普通に使って、今までと同じ使い方でデータも使いまくると、それなりの値段になります。記憶している限り、カードを解約するために複数箇所に何分もかけたこと、また飲み会の幹事のため、数回予約電話をしたことぐらいでしょうか。どちらも、呼び出し中や保留中に待たされるような電話だったのが痛かった。 以前8千円以上払っていたので、それでも安いのですが。
外での動画、音楽を諦めずに、料金を抑える方法は非常にシンプル
今まで通りのイメージでガンガンデータ通信を使い、電話もバンバンしていると、確かに値段が上がっていくのはお分かりいただけたかと思います。ではどうするんだと・・・このままじゃ確かに安いけど10Gとか使える3キャリアにも目移りするぞ!という方。
大量のデータ通信を外ではなく、家でやるだけでいいんです。 出先で動画、映画見られるのは素晴らしいのはとても共感します。でも、外でダウンロードするのをやめるのです。 映画ならamazonプライムでダウンロード。音楽も家でダウンロードしておく。テレビなら自動でお出かけ転送。漫画や本はすでにダウンロードされているものを読む。 youtubeもダウンロードは可能です。
それだけで全然変わります。同じように外で音楽、映画、漫画、テレビ全部楽しんでも、通信料が劇的に減ります。LINEや調べ物、乗り換え案内とか普通のアプリは普通に使っていてもです。
電話による料金の増加をどう防ぐのか
これは3つ。
①プランを通話料を含むものに変える。
先ほど紹介した通り、私の使っているプランはデータ通信中心のものです。通話料を含んで3000円以下のプランもたくさんあります。そういうものを使うことで3000円を超えないようにすることは可能です。
②LINEや楽天電話を使う
こういう新しい通話サービスにより、かなり通話料は減らせます。私も家族、親戚、友人全部LINEです。唯一使うのが、先も出てきた問い合わせやお店の予約です。
③電話以外の通信手段を使う
解決策になっていない気もしますが、電話じゃなきゃダメなケースってホント減ってきています。アクションする前に本当に電話である必要があるか一瞬考えるだけで、ずいぶん減ります。
3キャリアは今後どう攻めてくるのか
おそらくですが、大手3キャリアが格安SIMと戦える戦略があるとすれば「外でダウンロードさせる文化」の醸成と「周辺サービスの充実」です。上記の通り結果料金が結構上がる?アピールは一番の流出阻止につながるからです。
一つ目の、「外でダウンロードさせる文化」にしていくには、きっとそんな言い方のアピールにはならず、「外で動画見れなきゃ、ストリーミングmusicかけられなきゃ、スマホの意味ないじゃん!うちなら何十GBも使えるぜ!」となってくると思います。実際大量データプランも出始めています。 ですが、外で見るために外でダウンロードするか家でするかはあなたが決められます。ほとんどのケースで外でダウンロードは必要ないと私は思っています。
もう一つの「周辺サービスの充実」ですが、音楽やらECやら色々考えてくると思いますがどれも本業でやっているサービスに勝てるものにはならないと思います。さらにポイントとかで経済圏を作ろうとしていますが、そのポイント還元率も高くないです。たまりません。楽天やT,amazonに勝てるでしょうか。
そして、そもそもなんでこんなMVNOなんかが出てきたのか、その背景について調べてきたので、追って動画かなんかで共有します。 端的に言えば国策です。国が料金を下げようとしているのを3キャリアが抵抗して戦っている現状です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。長くなってきてしまいましたが、こんなに安くなるのに、素晴らしいのに、使わない人がまだまだ多い現状に我慢ならず、書きまくってしまいました。我が家は昨日母親も乗り換え、私含めて5名が変えましたが、年間のコストメリットは5人で30万円を超えてくると思います。 携帯会社はすでに稼ぎすぎています。 そのお金を経済の循環に回すべきなのです。孫さんはちゃんと投資してますけどね。 ぜひ調べてみていただけると幸いです。