「死にざま」こそ人生 

〇〇してよかった! 脱オジサン化

【読書メモ】死へのリアルな意識が、生の質への問いに変わる一冊

今日は「死にざま」こそ人生   率直に、明日にでも自分が死ぬのでは、というくらいリアルな死が次々と目の前に迫ってきて、 この限られた時間・人生をいかにいきるべきかを考えさせられる1冊となった。

著書は柏木哲夫氏 日本で初めてのホスピスプログラムを開始した方とのこと。

2500人を看取ったと帯にもある通り、その患者とのやり取りのリアル感は、いつまでも自分の命が続くような気がしている健康な状態の人からみても、いつかは自分にも訪れる現実なのだということがわかる内容担っていると感じました。

心に残った3点

全般を通して、人の生きざまが死にざまにあらわれるということが伝わってきた。 死ぬときには後悔しないように今をいきる ということを意識したことは過去にあったが。 死を目の前にして丸裸になった自分がどんな人間性となり露呈するのか。正直怖い。 そういう意味で死にざまが誇れるものになるかどうかは、本当に日々の生き方、人間性が問われるものなのだということがわかる。 死にとうないと受容できない人もあれば、先にいってくるねと穏やかに逝く人もいる。

悔やんでみ悔やみきれない生き方をしていないか。自分にもう一度解いてみたい。

そんなこと言わずに、頑張ろう!前向きに!と前を向くことがとても大事なケースもある。 が一方で、それは、「死ぬのが怖い」という答えのない現実に対して向き合う人にたいして、正面から向き合うことを避けている可能性についての言及があった。 ひとことそうですね。怖いですねとその人の向き合っている現実に寄り添うことがいかに大事なのかということがつたわった。

これは日々の人付き合いやコミュニケーションでも大事なのかもしれない。 相手が本質的に向き合っているかだいにたいして同じ方向を向こうとすること、これだけでどんなに救われるか。 自分はそういう人間でありたいと思う。

周囲に不平や不満を撒き散らす人が、ひとり最後の人生を振り返り、過去の自分と向き合ったとき、自ずと周囲への感謝の気持ちがわきでてきて、奥さんや看護婦さんも驚くような変化を遂げた話が印象的だった。

自己を振り返えったとき、本当に色々な人の助けをもらって生きている。そしてなかなか感謝できていない。 生きているうちにお返しせねばと思える。 そして、真摯に向き合えば、人間は最後まで成長できるのだという強烈な前向きなメッセージを受けとることができた。

2014年5月1日 読了

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