今日ご紹介するのは、石川義樹氏の著書、「最後のダイエット」。これまでのダイエットは、やればやるほど太ります。というインパクトのある帯で、挑発してきます。 20代後半から着実に体重を増やしてきて、幾度となくダイエットに挫折してきた自分にとって、 成功するダイエット=最後になるダイエット であり、それは つまり”習慣を半永久的に変える”ことであり、つまりは”人生を変えること”なのだということを教えてくれた気がします。
ダイエットに興味をもったことのあるひとならば、よく語られる内容が再びでてくるので、「そんな話は知っている」という部分もあります。しかし、過激な食事制限や、炭水化物ダイエットや運動だけするダイエットの問題点などもわかりやすく書かれており、 「最後のダイエット」にするために必要なことが とてもシンプルに原理原則がわかる気がします。
1時間もあれば読めてしまう、すっと入ってくる本でした。
印象深かったポイントをいくつか
- 1.体重は数字ではなく、生活習慣の結果
- 2.意志の力はあてにしない。あてにできない。一日の中で有限なので意志の力は使わない様にする。
- 3.ダイエットは減量期と維持期に分けて考える。大事なのは維持期。維持させる習慣に落とし込めることが何よりも大事
- 4.間食:お菓子を禁止しない。食べる量を決める。高級なものに変える。お菓子以外(ナッツ)を食べる
- 5.お酒:水と一緒に飲む癖をつける。おつまみを変える。高級なお店に変える。ながらのみはしない。
- 6.食事はよく噛むこと。野菜から食べること。
- 7.運動はスロースクワットでも十分。続けること。大きな筋肉を使い、体にスイッチを入れ、成長ホルモンを出し痩せやすくする。運動は週末にまとめてでも意味がある。 でもコツコツのほうがもちろん送料は大きくなる。
- 8.維持期はまず2ヶ月。四季を乗り越えたら、モードが切り替わる。
- 9.意志の力は3割。習慣の力が7割。いつもの習慣のついでで新しい習慣をつなげ、変化を拒む脳に少しずつ変化を作る。セルフモニタリングが有効
- 10.睡眠の質が何よりも大事。寝る前のスマホ、仕事、お風呂、飲食は御法度。
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